ありがとう10周年、第5世代サロン発進

ブログ 2018年9月24日 

ランニング仲間からいただきました(∩´∀`)∩ワーイ

なんとなく秋めいてきた3連休、素敵なペットライフをお過ごしでしたか?
リュバンテールはいつもどおり、雨でも曇りでも可愛い子たちがグルーミングに、
また新規のお問い合わせでキュートなパピーちゃんもお越しいただきました。

10年前の秋分の日、リュバンテールはグランドオープンしたのです。
ザーザー降りの寒い日だったことをよく覚えています。
数日前の新聞折込チラシを見てさっそくご予約くださったお客様や以前からのお客様のトリミングで店内は熱気いっぱい、さらにお花やプレゼントを持ってお祝いに駆けつけてくれたお友達で賑やかな店内、お弁当や差し入れを届けてくれた家族、その光景はいまでもありありと、大切な思い出としていつでも取り出しています。

11年目に突入しました。
当時の気持ちはそのままに、いまでは更に多くの思いをもって地域の犬飼いファミリーを応援したいと考えています。
あらたにリュバンテールの掲げる3つの「F」は、リュバンテールのファンになってくれているお客様あってのものです。ファンのFancier「F」がなければ続けてこれなかったと思います。ほんとうにありがとうございます。

 

私が勝手に考えていることなのですが、今トリミング業界は第5世代になっていると思います。
第1世代はペットブーム到来より以前で、一部の富裕層やドッグショーに出陳するブリーダーのための自家トリミング。この頃はペットサロンはごく僅かで、その担い手はほぼブリーダーや動物病院の副業だったのではと思います。私も犬を飼っていましたが(19年生きました)トリミングに出すのはお金持ちがやることだと思っていたので、自分でお風呂に入れ文房具ばさみで動物図鑑を見ながらカットしていました。フードはビタワンくらいしかなく、ペディグリーチャムのCMを見て「お金持ちはこういうの食べさせるんだ!」とたまーにお小遣いはたいて買ってみました。普段はネコマンマでした。スキヤキとかそのまま与えてネギたっぷり(笑)
古くから浜田山にお住まいの方は覚えていらっしゃるでしょうか?今の成城石井があるところは西友の別館でホームセンターみたいな感じでした(名前忘れた)。そこに小さなペット用品コーナーがあり、首輪やコーム、シャンプー、のみ取り粉、缶詰などがあり、買い物のお手伝いのときは必ず徘徊していました。ちょっと脱線しました。
第2世代はバブル時代より少し前、トリミング学校がすこしずつ認知されてきて、私の友達でも中学を卒業していったり、いとこが高校を卒業して通ったりしていました。サロン勤務というよりは病院勤務だったのではないかと思います。そのころ動物看護の資格はなかったですしね。
第3世代はいよいよペットブーム。ミレニアム2000年ぐらいからCMにペットが露出するようになり、生体販売の店が増え、犬を飼う世帯が爆発的に増えました。私もペットのマッチングサイトでMダックスを探しまくり、ブリーダー宅へ遠路はるばる迎えにいったりしました。うちの子は2001年生まれなので今17歳で元気です。ペットサロンが多くなり、あちこち行ってみたり、お洋服を買ったり、犬と泊まれる宿に行きまくってその模様をすべて世に出始めのホームページに嬉々として記録していました。ネットを通じ全国に犬友ができ、オフ会と称しては同じ犬種、あるいは小型犬組合での集まりに関東各地の公園やドッグカフェに出没したものです。オフ会での話題はどこのサロンに通っているか。前の世代のトリマーさんたちが独立開業したり、動物病院が副業として近所にサロンをだしたり。少し小金持ちが出資してオーナーになっているケースが多かったかと思います。ペット宿も脱サラオーナーがほとんど。近県のドッグラン(まだ公営は少なかった)も土地を余らせている地主とか、ブームに乗ってかっこいい大型犬を飼っている土建業産廃業が敷地を整備して経営しているケースがほとんどだと実感としてありました。その片隅にペットサロンを併設したりもしていました。

第4世代がリュバンテールのオープンに相当すると思います。その前年度から各都道府県の動物愛護センターが主導する「動物取扱業責任者」を厳密に決め、闇サロンが出ないように厳しくなりました。開業には都知事の許認可が必要になったのですね。さらにその頃トイプードルのテディベアカットが爆発的に流行り、それを基本としたトリマーの美的センスや技術が存分に発揮できるサロンスタイルが定番になってきたのです。カリスマトリマーもたくさん輩出されました。いまの殆どのペットサロンは第4世代が主流だと思います。お客様は自宅からの距離やトリマーの人柄やセンスを見極めてサロン選び放題。特に東京都内は激戦地です。大手企業もペットサロン業に進出しています。
そんな中、10年間続けてこれたのは来てくれる犬たちと、何よりも飼い主さんがリュバンテールを好きでいてくれるからだと、心から信じて頑張っています(ときに手厳しいお叱りも受けますが、真摯に受け止め向き合って最良を探っています)。
そして、これからの第5世代!数年前からペットサロン業界は大きく変わる潮流にあります。年がら年中どこかで技術セミナーが開催され、トリミングだけでなく獣医学だったりトレーニング要素だったりを学ぶトリマーさんが多くなってます。経営勉強会のグループがいくつもできたり、地域によっては小さなサロンが寄り集まって勉強や助け合いや防災減災のグループが自発的に発生しています。第5世代のトリミングサロンは、それ以前の「犬を洗って可愛くする、時には昔ながらのスタイルで犬に負担を強いる」ではなくて、経営者(あるいはオーナートリマー)が積極的に人格を磨き理念を持って地域社会に貢献することを旨としスタッフ教育にまで及んでいます。できるだけ犬に負担をかけず、無理をさせず、シニアになってもその生涯をまっとうするお手伝いとしてトリミング(グルーミング)を提示しているのです。健全に生活の質QOLを維持して生をまっとうするにはどうすればいいか、さらには、頻発する自然災害からペットを守り被害を最小限にするために飼い主が何をすればいいか、身近な存在としてトリマーが機能しなければならないと感じています。そういうことができるサロンが第5世代としてこれから増えていけばいいなと、いろんな活動に参加して学んできた中で感じ取ったことです。

あらためていいますが、この世代分布(1G~5G)は、私個人が考えていることで論文とかにはなってませんのでご注意を。日々犬たちと濃密に会話し、スタッフたちと動物関連の出来事について語り合い、お客様とさまざまなお話をすることで、第5世代リュバンテールは深化していくものと思います。

長くなりました。10年の節目を超えて気持ち新たに。
今後ともご贔屓のほどどうぞよろしくおねがいします!